株式会社ミズキ

精密ネジ・シャフト・機密締結部品
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TALK 世界に通用するジャパンブランド 一般社団法人首都圏産業活性化協会 小野寺賢司 × ミズキ代表取締役 水木太一

ホーム未来志向の経営者たちPAGE1 ものづくりで生き残るためには

PROFILE

小野寺賢司

小野寺 賢司
中小企業診断士、博士(生化学)

大学助教、金融機関でのコンサルを経て現在、中小企業診断士として多くの中小企業の海外進出を支援している。

水木太一

水木 太一
株式会社ミズキ代表取締役

メーカー勤務を経て1998年ミズキ入社。2008年代表取締役就任。クオリティーの高い製品、技術、サービスの提供でミズキブランドの構築を目指している。

“いいもの”をただ単に作れば売れる時代は終わり、規模の大小を問わず日本企業がグローバルな競争に巻き込まれるようになって久しい。町工場であっても常に世界の市場を意識しなければならない今、ものづくりに携わる企業には何が求められるのか?株式会社ミズキ代表取締役の水木太一が中小企業の海外進出を支援する中小企業診断士の小野寺賢司氏を迎え、日本のものづくりの可能性について語った。

1.ものづくりで生き残るためには

“あきらめない”という気持ち

小野寺賢司
水木
小野寺さんとのお付き合いは、弊社の新技術の試作開発のための補助金申請でアドバイスを頂いたことがきっかけでしたね。当時、申請は簡単に通るだろうと思っていたのですが、小野寺さんに見せたところ手酷く指導されたのを覚えています(笑)
小野寺
私としては丁寧にお応えしたつもりなのですが(笑)最初に申請書類を見たのが締切りの6日前で、これから大幅に書き直すのは無理だろうと思い、これはあきらめた方がいいですよとお伝えしましたね。
水木
あの時は崖から突き落とされたような気分でしたよ(笑)
小野寺
しかし驚いたのは、そんな状況なのに水木社長が「寝ずに書きます」といって現に翌日の朝にほぼ完成形に近いものを上げてくれたことです。多くの中小企業の育成に関わっていますが、やる気と実行力を兼ね備えた中小企業は少ないのが現状です。ミズキのような成長意欲が高く、しかもそれを実行できる会社を支援するのは、やりがいがあります。
水木
ありがとうございます。当社は創業から75年を経て、100年企業を目指して邁進しています。100年を目指すためにはやっぱりあきらめてはいけないという思いが強いですね。
小野寺
今にして思うと水木社長のあきらめないスタンスはミズキの企業姿勢に通ずるところがありますね。私はミズキの特徴は「顧客からの依頼を断らない、あきらめない」というところだと思っています。これはできそうでなかなかできることではありません。依頼を受けたところで対応が少し困難な案件だったりすると、面倒だと判断して普通は断ってしまう。しかし、ミズキの場合は少々難しい案件でも、顧客ニーズにあった製造方法やパートナーシップを整えて、断らないですむ体制を構築していく。これには感心します。

“断らない”という方針

水木太一
小野寺
特に”断らない”ということは簡単そうで実は難しい。私もミズキの成功事例を見て、他の企業に「断らないで挑戦してみてはどうですか」とアドバイスするのですが、それができる企業はなかなかありません。恐らく、水木社長はご自身で”断らない”ということを方針として決める必要があったのではないか、と思いますが。
水木
そうですね、当社には伝統的に”断らない、あきらめない”という文化がありますが、私自身も「断らない」ということは、かなり意識しています。 私はもともと大手自動車部品メーカーにいたのですが、ある中小企業からネジを買いたいと思った時、当然ワッシャーやナットも一緒に買えるものだと思っていました。しかし、いざ買おうとすると、その企業はネジしか扱っていないということがありました。しかもネジも小さいものだけ。少し仕様が違うと全く対応できないという中小企業がほとんどなんです。そんな会社のものをお客様は喜んで使ってくれるのだろうか、と疑問に感じたことがありました。
小野寺
なるほど。中小企業では、大手企業と比べ、扱う製品、技術が自ずと少なくなり、顧客からの問いあわせがあっても断らなければならない事例が発生しがちですよね。
水木
そうなんです。でも、お客様に「ミズキに任せよう」と思ってもらうためには「すみません、コレしか作れません」というのでは、やはり発展性がないだろうと思うんです。そういう状況を脱するために、当社では顧客企業からニーズを直接聞き出し、スピード感をもって製造方法の最適化を図ったり、普段から協力会社を確保するなど、あらゆるニーズに対応できる体制を構築してきました。
小野寺
水木社長はTAMA協会主催のセミナーなどでも参加企業に積極的にアプローチして協力関係を構築されていますね。多くの企業は、ものづくりはできるけれど、対応する力がないために仕事が広がらないという悩みを抱えています。中小企業各社が協力関係を構築することでこれからの中小企業の未来が開けるかもしれませんね。
水木
また、ものづくりを現代の感覚をもって対応できる社員がいるというのも、断らないですむ大きな理由ですね。お客様のニーズを聞いて、前向きに応えられる社員がいるというのは当社の強みです。
小野寺
社員が対応できるという体制を作ることも、中小企業の成長のためには必要不可欠なことですね。

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