株式会社ミズキ

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TALK 世界に通用するジャパンブランド 一般社団法人首都圏産業活性化協会 小野寺賢司 × ミズキ代表取締役 水木太一

ホーム未来志向の経営者たちPAGE4 日本のものづくりの未来

4.日本のものづくりの未来

世界に通用するジャパンブランドをつくる

小野寺賢司
小野寺
今、水木社長にはTAMA協会が認定するTAMAブランドへの応募をお勧めしていますが、その申請書のなかに「世界に通用する部品メーカーになる」と書かれていましたね。私はもう十分世界に通用する部品メーカーだと思っていますが(笑)
水木
ありがとうございます。当社もようやくグローバルな競争の土俵に上がれたかもしれませんが、5年後、10年後のミズキを考えると、もう一歩踏み込んでプレイヤーの1人であるだけでなく、その中でトッププレイヤーになりたいと思っているんです。
小野寺
なるほど、そうですね。ミズキにはそうなって欲しいです。
水木
小さいながらも地道に頑張っていると、シンガポールや中国のお客様もミズキの製品を使ってみたいなと思ってくれるようになりました。狭い業界ながらもトップランナーになって、日本を、地域を、もっともっと盛り上げられるように頑張りたいですね。
小野寺
ミズキブランドを構築していくことも重要ですね。
水木
そうですね、会社としてのアイデンティティーをしっかりもって、市場を見極めたうえでミズキブランドを作っていきたいですね。お客様に困ったことがあった時、頼ってもらえる、そしてそれに応えられるような会社になりたいです。断らないし、あきらめない。気合いと根性だけは負けませんから(笑)。

技術だけに頼らないものづくり

水木太一
水木
当社にしかできない技術というのは、実はそんなにはないんですよね
小野寺
よく町工場でその会社にしかできない技術だというようなストーリーが出てきますが、それはごく稀な話で、多くの中小企業でその会社にしかできない技術なんて、そんなにはないですよね。
水木
技術というのは原理を知ったら非常に簡単なものもあるし、そこにしかできないということは少ない。ある1つの技術だけに頼っているとそれはそれで危ないと思うんです。技術ありきの売り方は続かないですから。お客様目線で求められるものを考えてそれに見合う技術を開発するという流れが自然で、その過程でこそ新しい技術が生まれたりします。
小野寺
なるほど。技術を追い求めるのではなくサービスを追い求めるということですね。これからやるべきことは「技術でミズキにしかできないこと」ではなくて「技術も含めたトータルのサービスとしてミズキにしかできないこと」に取り組んでいくということかもしれません。
水木
100年企業を目指そうと思うと技術に頼るのは危険です。それよりも対応力や企業姿勢を磨くことの方がその企業が存続する可能性を高めると思うんです。
小野寺
世界中の企業との価格競争の中で、国内の中小製造業は価格以外の面で優位性を高めていく必要がありますが、これまで日本の強みと考えられていた技術や品質ではなくサービスで優位性を高めるというのは、1つの回答かもしれません。
水木
これからは良い物を作れる技術だけでは生き残れない。ニーズを捉えて、苦しくてもそれにしっかり対応し、新しいニーズに合うように今ある経営資源を伸ばしたいです。
小野寺
顧客から信頼を得る方法、受注に耐えられる社内教育体制と同業他社との協力体制の構築など、ミズキの取組みから学ぶことはたくさんあります。
これらの取組みをTAMA協会の会員企業に伝えていき、地域全体の活性化につなげていく、きっかけとさせてほしいと思っています。
水木
弊社としてもしっかりとした戦略をもちたいと思っています。我々の製品を必要とする潜在的な顧客に広く認知してもらえるようなグローバルな展開で、100年企業を目指したいと思います。本日はどうもありがとうございました。
小野寺
ありがとうございました。

PROFILE

小野寺賢司

小野寺 賢司
中小企業診断士、博士(生化学)

大学助教、金融機関でのコンサルを経て現在、中小企業診断士として多くの中小企業の海外進出を支援している。

水木太一

水木 太一
株式会社ミズキ代表取締役

メーカー勤務を経て1998年ミズキ入社。2008年代表取締役就任。クオリティーの高い製品、技術、サービスの提供でミズキブランドの構築を目指している。

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